自閉症で重度知的障害の息子が小さかった頃の事

今では一目見れば障害があることがわかる

重度知的障害で自閉症の息子ですが

 

小さい頃は障害があるとは思ってもいませんでした。

 

3400gくらいで予定日前後に生まれ

初めての子供だったので普通にいろいろ心配はありましたが

母子手帳のチェック通りに育ち

11か月頃には歩けるようになっていました。

 

ですので

私も夫も息子がこのまま元気に育つと思っていました。

 

発語が無くてもこちらの言う簡単な言葉がわかっていればよい

とよく言いますが

 

何もかも初めてだったので

多分わかっているに違いないと思っていました。

(第二子を育てたとき、一歳児でもこんなに理解しているんだと驚きました)

 

歩き回るようになると多動で

公園もくるくる回って走るばかりで

買い物に行ってもスーパーを端から端まで走り回るので

だんだん買い物もできなくなりました。

 

おもちゃもちゃんとした遊び方ではなく

ただくるくる回したり…

 

そのころから目線が合わないのに気づき始めていました。

 

3歳過ぎてても意味のある発語はなく

不安は募るばかりでしたが

 

それでも息子が障害児だとはほとんど思っていませんでした。

ただ言葉が遅いだけだと…

 

3歳半健診で保健婦さんに相談し

療育をやっている通園施設に通うことになりました。

 

そこで先生の話を聞いて

 

あれ?障害?

うちの子って障害があるの?

 

と初めて突き付けられたのでした。

 

訓練とかをすれば遅れを取り戻し

普通にしゃべったり他の子と遊んだりするようになると信じていたので

かなりの衝撃でした。

 

子供のころの事も

少しずつ書いていけたらと思っています。