自閉症の息子のグループホーム体験
二度目の体験ショートステイをしてきました。
一度目は年末のクリスマスの日
二泊してきましたが、予想通りうろうろと歩き回り
夜もほとんど睡眠をとりませんでした。
（二泊寝ないなんてある意味すごい！）
それでもGHの方からは、
なれない場所なのでしょうがない。
ちゃんと持って行った薬も飲んだし、お願いしたことは聞いてくれました。
と、なんとも温かい言葉をいただきました。
そして今回二度目の体験でしたが
室内に入った途端、息子は笑顔で嬉しそうにじゃんぷ！
職員さんの顔もちゃんと覚えているようです。
快適で安心して過ごせる場所だと認識してくれたようです。
それを見て私も少し安堵しました。
これならうまく生活できるかもしれない。
とは言え、リラックスしすぎて騒いで他の利用者さんに迷惑をかけてしまったら
など、やはり不安はありました。
心配しないでも大丈夫ですよ。
と言われ息子をお願いして帰宅した私。
息子がいない二日間、家の中はとても静かで平和で
夜、布団の足もとに立てていたついたても必要ないし
仕事に出かけるときも息子の支度をしないでもいいというだけで
こんなに楽だなんて…
と感動したのは事実です。
25年以上もずっとずっと息子の動向を気にして生きてきたので
何か頭の中にぽっかり空白ができたようで
スッキリしたのと同時にやはり寂しくも感じていました。
そして2泊のショートステイが終わって迎えに行くと
食事も完食したし、課題だった夜の睡眠もちゃんととれたとのことでした。
（夜寝てくれたのは本当にうれしかった！）
うろうろしたり声を出したりしていたけど
他の利用者さんとのトラブルもなかったそうです。
この調子で慣らしてGHに入居しては、と言われました。
そのつもりでGHを探していたのに
いざ、入居できる見込みが見えてきたとなったとき
ああ、家を出て言ってしまうんだな…って
もちろん入居しても週末などには帰宅するだろうし
そもそも送迎の問題点なども残っているのですぐ入れるわけでは無いのですが
嬉しいのと同時に複雑な心境にもなりました。
