今日は自閉症の息子の歯科通院でした
自閉症の息子はもう二十代半ばですが
ちゃんと診察台に横たわっての歯の治療ができません。
障害児を見てくれるという評判の歯医者さんにも
いくつかチャレンジしたのですがダメでした。
警戒してすぐにばっと起き上がってしまうのです。(-_-;)
なんでこうなってしまったかというと
まだ未就学児だったころ
気を付けて念入りに歯磨きをしていたにも関わらず虫歯になってしまい
どうしても仕方なくネットで固定してもらい治療を受けました。
多分間違いなくあの時の事が原因で
診察台にまな板の上のコイになって
ガガガと治療されることを完全に拒否するようになってしまったようです💦
耳鼻科の背もたれ付き診察台もダメでした。
怖くていやだったんでしょうね。
まあ私も歯医者に行く前にはだいたい腹痛になりますが…
そして結局、麻酔をして治療するしかないとなりました。
今診て頂いている大学病院の障害者歯科の先生はとてもいい方で
声かけも心得ているし、なかなか着席すらしない息子を辛抱強く待ってくださっていましたが、このままじゃ虫歯が進行してしまうということで
鎮静剤でほぼ寝かせてその間に処置する方法をとることになりました。
この方法はもう4~5回やっています。
麻酔科の先生も入るのでそれほど心配せずにお任せしています。
どちらも多分一般的なものですが
息子はベンゾジアゼピン系の薬があまり効かないようで
メインはプロポフォールだったらしいです。
(麻酔科に先生が普通ならことっと寝ている量だと驚いていた)
今日は取れてしまったかぶせモノを再度つけて、ついでに歯の掃除をしました。
それ用の広めの診察室には、担当のA先生、麻酔科のO先生のほかに
助手や学生らしき姿もあり6~7人はいたので
息子がさらに警戒して逃げださないか心配でしたが
案外そこは素直に手の甲に点滴の針を刺され(注射は大丈夫なんです)
あっという間におとなしくなりました。
その後は待合で待機していたので様子はわかりませんが
30分くらいで治療は無事完了しました。
他に虫歯もないとのことでとりあえずホッと一息😊
もう二度と虫歯は作らないぞ!
障害者歯科といってもちゃんと治療を受けている方がほとんど(に見える)なので
いつもうらやましく思っています。
まだお子さんが小さい方で余裕があれば
理解のある歯科医の先生のもと
少しずつ練習をすることをひそかにお勧めします。
あー今日は疲れたw
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